FUNKY MONKEY TRAVELERS

新婚旅行はPATAGONIA03 -パタゴニア旅行記-

Penguins

飛行機は70~80人が乗れる中型機だった。ちなみに、ジェットエンジンが双翼に装着されている。この程度のクラスの飛行機であれば、多少の風なら少しの揺れで済むだろう。僕たちを乗せた飛行機は細長いチリ上空を南下していった。右手には太平洋、左手にはアンデスの高い山々が続いている。地表はほとんどが青い草原だった。3時間程のんびりとしたフライトが続いていた。しかし、窓の外の風景が徐々に変わってきた。波が荒々しくなり、木々が揺らめいている。風も徐々に強くなってきた。これがパタゴニアの風。機体も左右に揺れはじめた。揺れを怖がる妻。しかし、こういうことは、ただじっと我慢して待つしかない。
1時間後、飛行機はプンタアーレナスに無事に到着した。

ホテルプラザ

ホテルプラザ

空港からタクシーに乗り、セントロに向かった。空港からは30分ぐらい。風の強い海岸沿いを走ると、色鮮やかな草花があちらこちらで咲いているのが見える。イエロー、パープル、ブルー・・これがパタゴニアの一瞬の春なのか。驚きと感動で益々期待が高まる。
セントロ地区のアルマス広場の前にあるホテルプラザにチェックインした。白いコロニアル調の外壁がオシャレだが、部屋の中はいたってシンプルなものだった。

ペンギンウォッチング

ペンギンウォッチング

街を少しブラブラしてから、ペンギンウォッチングツアーに参加した。
ツアーバスに乗って、1時間程でマゼランペンギンの保護区に到着した。入口で入場料を払い、木製の舗装路の上を歩いていく。チリでも最南端にあるこのエリアは小型台風並みの激しい風が吹き、少し腰を曲げるように歩かないと風に飛ばされそうになる。見渡す限り高い木はなく、低木ばかりに覆われていることも納得できる。しばらく進むと道の脇を60センチ程のかわいいペンギンがヨチヨチと歩いている。どうやらファミリーみたい。30センチぐらいの洞穴を巣にしている。あたりをよく見ると、そんな穴ぼこがいたるところに掘られてある。
マゼランペンギン

マゼランペンギン

マゼランペンギンは、アルゼンチンとチリ付近の海に住む比較的小型のペンギン。普通の人が抱いているような南極の氷の上に住んでいるようなペンギンとは少し違う。小さいけれど、荒れ狂う海の中から上がってきて、一生懸命自分の巣まで歩いていき、捕まえた小魚を子供にやる。そんな何気ない自然の成り行きに感動させられる。僕も強風の中を夢中でカメラ撮影した。「自然って、すごいなぁ」って、改めて感心した。

バスでセントロ地区に戻ると、夜9時を回っていた。でも、まだ空は明るくて、赤く色づいた雲がとても綺麗だった。雰囲気のよさそうなレストランで食事をして、パタゴニア第1日目は終了した。