FUNKY MONKEY TRAVELERS

ATSUIZE BRAZIL 05 -ブラジル旅行記-

Amazonas 2

これぞ、大自然。アマゾン川

これぞ、大自然。アマゾン川

流域面積7050平米、長さ652km、世界一の大河アマゾン。 長さではナイル川に僅か及ばないものの、流域面積ではダントツの世界1位を誇り、その流域に広がる熱帯雨林は、世界最大の森で、数十万種という多種多様な動植物が生息するという。この数字を聞いても僕たちには想像できないだろう。そんな想像もできないような世界へ足を踏み入れようとしていた。僕たちの乗ったボートは、支流へと入っていった。進んでも、進んでも、その「果て」なんてないようにも思える。褐色の川、緑の森、青い空、全てが美しい。艶やかな羽をもつ鳥が目の前を通り抜けていく。これぞ大自然、そんな感じだ。

見世物用?のワニ

見世物用?のワニ

心地良い風を受けながら、ボートは3時間ほどである船着場に到着した。ここには、土産屋やレストランもあって、観光客用のスポットになっているみたい。そこから木の橋みたいな遊歩道を歩いていくと、ザワザワと木の枝が大きく揺れる音がする。頭上を見上げると、数匹の手長猿の群れが木の枝を飛び移っていた。もう少し奥へ進むと、テラスがあって、そこから比較的大きな池を見下ろすことが出来た。池には円形の大きなハスの葉?が広がり、池の縁には、大きなワニが寝そべっていた。まあ、これは見世物用だろうと思うけど、迫力はある。

神秘的なジャングル

神秘的なジャングル

ボートに戻って、メンバーみんなで、パスタや魚のランチを食べた。魚は大ぶりな身で、あっさりしていて美味い。まあ、こんな自然の中で食べるものは何でも美味しい。食事が終わると、小さなモーターエンジンがあるだけの小型ボートに乗り換え、ジャングルの奥地へ入っていった。奥地に入ると、それまでの太陽の強い日差しが木々によって完全に遮られ、薄暗い闇の世界が待っていた。本当は、人間が足を踏み入れてはいけないような神秘的な雰囲気が漂う。薄暗いジャングルの中を進んでいくと、小さな手漕ぎボートに乗った人間が見える。彼は小さな木製の弓矢を構え、真剣な眼差しで水面を見つめていた。魚釣り? 原始的だけど、とても魅力的な魚釣りに、僕が感動して見ていると、どうやら獲物を射止めた様子だった。これは売り物になるのだろうか? それとも食べるのかな。とにかく、職人芸的な技だった。

ピラニアを釣る ガイド

ピラニアを釣る ガイド

徐々に日が沈みかけてきた。夕日が水面と空を真っ赤に染める。こんな美しい夕暮れは見たことがないと感動していると、「竹の釣り竿」と「牛肉の切れ端」をそれぞれ渡された。どうやら、ここで、魚釣りをするらしい。狙いは当然、アマゾンの魚「ピラニア」。
肉の切れ端を釣り針に引っ掛けて、川へ投げ込む。普通、釣りというものは静かにじっと待つものだけど、ピラニア釣りはその逆で、竿の先端で水面をバシャバシャと叩くのだ。そうすることで、音に反応して、ピラニアが寄ってくるらしい。
何の反応もなく、竿を上げてみると、見事に肉は引きちぎられてしまっていた。しかし、サイコロ大とは言え、数分で全てを食べ尽くしてしまうピラニア。もし落ちてしまったら、大変なことになりそう。結局、僕はピラニアを釣り上げることは出来なかった。他のメンバーの何人かは釣り上げていたが、僕には釣りの才能がない。

夜中にワニをつかまえる

夜中にワニをつかまえる

夜は、真っ暗なジャングルの中をボートで、ワニを捕まえに行った。真っ暗闇の中を、懐中電灯で探しながら、川辺の草むらにいるワニをガイドが捕まえた。初日の全日程が終わり、ボートで本流沿いにある浜辺に移動した。僕とゆうさんはボートのデッキに寝袋を敷いて寝ることにした。満天の星空の下、アマゾン川で寝る。質素だが、贅沢な体験を満喫していた。