FUNKY MONKEY TRAVELERS

行くしかないだろVENEZUELA 02-ベネズエラ旅行記-

米国ダラス行きのボーイング777は1時間以上も遅れて関西空港を飛び立った。この最新鋭の旅客機には座席の目の前には、各人専用の小型液晶テレビが備えられ、自分の好きなテレビ番組や映画を見ることができる。座席は狭いけど、かなりイケてる。映画版GTOを観たり、読みかけのバトルロワイヤルを読んだりして、ダラダラと過ごしながら、約12時間の飛行機の旅を終えた。入国審査を終え、荷物を取り終えると、4時発のマイアミ行きの飛行機はとっくに出発していた。Maruは「まあ、なんとかなるだろ」と安易に考え、急ぎもしなかったが、僕は「それほど便数はないはず」と冷静に考えていた。とりあえず、急ぎチェックインカウンターに向かい、事情を説明した。何とか次の便に乗れることになったが、それも出発までほとんど時間がない。これを逃せば、次のフライトは翌日になる。つまり、これがラストフライトなのだ。絶対乗らなければいけない。バックパックを背負ったままゲートまでダッシュした。カウンターから連絡を受けた飛行機は僕たちを待っていたらしく、乗り込むとすぐに出発した。ほんと危機一髪だった。
 マイアミの空港ホテルに一泊し、翌朝の飛行機でカラカスへ。

カラカス空港に到着

カラカス空港に到着

 約4時間のフライトでカラカスに到着。日本を出発して約30時間が経過していた。しかし、マイアミで一泊したお陰で大して疲れもなく、空港に降り立った。4年ぶりの南米。入国審査を終え、外へ出るとTシャツの上から来ていたフリーズが急に暑く思えてくる。ムッとする暑さ。これが赤道直下の暑さというやつだろう。
 空港でドルを両替し終えると、Maruが一人の客引きに捕まっていた。どうやら彼はエンジェルフォールツアーを主宰する旅行会社のやつらしい。スペイン語圏の南米にあって、流暢に英語を話すし、それほど悪い奴でもなさそうなので、隣の国内線発着ビルにあるという彼のオフィスについて行った。彼の名はミッシェル。Maruと仲良くしゃべっていた。
 国内線発着ビルにある航空会社のカウンターと対面して、そのオフィスはあった。4軒ほどの旅行会社が同じ並びにあり、どれもエンジェルフォールツアーをメインとした観光客相手の会社のようだった。2泊3日のツアー料金自体は190米ドル。それほど悪くない金額だった。内容も充実しているし、食事も付いている。
 「まあ、ええか・・」という感じで契約することにした。
こいつがミッシェル

こいつがミッシェル

そして、ツアーの出発地となるカナイマまではバスと飛行機を乗り継いで行くことにした。ツアー出発は明日の午後12時。早速、夜行バスでシダーボリバーまで行き、明朝、そこからカナイマまで飛行機で飛ぶことにした。本当ならシダーバリバーまでも飛行機で行けるのだが、飛行機だと一人50ドル、バスだと20ドル。つまり、30ドルとその日の宿泊代をケチっての会計担当・Maruの判断だった。バス停まではミッシェルが連れて行ってくれるというし・・しかし、この選択がとんでもないことになるのだった。