FUNKY MONKEY TRAVELERS

グレートだぜZIMBABWE 07-ジンバブエ旅行記-

7.WILD RIVER 1

ヴィクトリア2日目、朝8時にホテルに迎えのバスがやってきた。今日はザンベジ川でラフティングをすることになっている。ラフティングは国境を越え、ザンビアにいったん入国し、ザンビア側から出発する。まるで、軍用車のような巨大トラックに乗って、ザンビアに入国した。入国審査はスタンプを押してもらうだけの、とても簡単なものだった。やがて、スタート地点近くの谷の上に着いた。そこには一人の日本人が居た。彼も僕たちと同じように、ラフティングの客だと思ったが、話してみると、そこのラフティングツアー会社で半年前から働いているらしい。名前は「タケシ」。年齢は僕と同じ26歳だった。この国で出会った2人目の日本人だった。彼はカヌーで我々のボートをサポートしてくれるらしい。もしもの時は、日本人が助けてくれると思うと少し安心した。

スタート地点 後ろにBoilingPodがある

スタート地点 後ろに「The BoilingPod」がある

すぐ後ろにはザンベジ川の莫大な水量が一挙にあつまって、荒れ狂う川の様子が見えた。上半身に、ウェットスーツとライフジャケットを着て、ヘルメットをかぶる。これがラフティングスタイルだ。ウェットスーツを着ていても、まだまだ気温が低いので、水をかぶると寒そうだ。

しばらくして、一人の白人がラフティングについて説明してくれた。彼の名は忘れたが、あだ名はラッセン。有名な画家ラッセンに似ていると、Maruが名付けた。一通り説明が終わると、誓約書に署名をした。「ラフティングは危険なので、死んでも文句を言いません」という誓約書。この点からも、このラフティングがとても危険なスポーツだということがわかるのだが、この時点では、それほどよくわかっていなかった。
ヴィクトリアフォールズをザンビア側から見て、谷を降りていく。15分ぐらい歩くと、ザンベジ川の岸辺に到着。そこには、右にカーブした川に、多量の水が流れ込み、数個の水の山を創っていた。スキー場のこぶ山のようだ。ここには、幅1700m・毎分55万トンのヴィクトリアフォールズから落ちた多量の水が川幅15mほどのところへ流れ込んでいる。そんな狭いところに流れ込んでだ水の流れは沸騰したお湯のようにボコボコとふいていた。
そして、ここがラフティングのスタート地点となった。案内人は、先ほど説明していたラッセンだった。タケシの話では、彼が一番上手いらしい。ボートに乗り込んだのは、我々3人の他に、カナダ人夫婦2人の計5人だった。カナダ人は、午前中だけの半日コース。僕たちは、一日コースなので、昼からは3人だけだ。ラフティングには、オールを漕いで進む「上級コース」と単にロープにしがみついて、バランスをとるだけの「初級コース」があった。僕としては、最初から「上級コース」を選択したかったが、ゆうさんもいるので、とりあえず午前中は、「初級コース」で慣らし、午後から「上級コース」に変更してもらうことにした。
ゴムボートには、前に2人と後ろに3人と分かれて乗った。船上でも、ラッセンから一通りの講習を受けた。大波を越える場合は、上半身をボートの前に投げ出すようにして、ボート前方に重心をかけないと、波を越えられないらしい。ボートの周囲に張られているロープを持って、上半身をボートの外へ。これが4パターンある。前方、後方、右舷、左舷と船のバランスに併せて重心をかける。この4パターンをラッセンが大声で指示する。僕とMaruは、初めはできなくて、ラッセンに怒られてしまった。その真剣なラッセンの顔に、少しびっくりしてしまった。
そして、ついに我々6人を乗せたゴムボートが出向した。RAPID #1「THE BOILING POD」沸騰したポットの中へ。
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