FUNKY MONKEY TRAVELERS

グレートだぜZIMBABWE 06-ジンバブエ旅行記-

6.大瀑布

町の中心地から10分ぐらい歩くと、ヴィクトリアフォールズ・ナショナルパークに着いた。近づいて行くに連れて滝の爆音が徐々に大きくなる。入口の外には高校生ぐらいの学生たちが大勢、入場を待っていた。修学旅行らしい。入場料は大人US15ドルだった。 観光地なので高い。入場して、少し歩くと、巨大な水柱が見えてきた。音も徐々に大きくなってくる。木々の茂った林を抜け、少し進むと、谷の下へと伸びる階段があった。木々の間からは少し滝が見える。その階段を降りていくと、我々の前にヴィクトリアフォールズが姿を現した。すごい。ここからだとちょうど真横から滝を眺めることになる。

水煙でよくみえない

水煙でよくみえない

地面が真っ二つに割れていて、左側の絶壁から巨大なザンベジ川が流れ込んでいる。その切り込みは、高さ100mほど。いくつもの滝が一列になって向こうへと続いている。滝の向こう側はよく見えない。そこからでは、その全貌は全くわからなかった。
そこから、少し上流に進んだ。速い流れで大量の水が流れている。毎分55万トン、想像もできない量だ。すぐ近くには、ブロンズの人物像があった。冒険家リビングストンの像だ。19世紀末、彼がザンベジ川を下っている時に、このヴィクトリアフォールズを発見した。彼も、この水柱とその爆音に驚いたらしい。
メインフォールズの方に行くと、一層、水しぶきと水音がすごくなる。僕は三脚にカメラを取り付け、撮影した。3kg近い三脚を持ってきた甲斐があった。興奮する。滝の幅は約1700mもある。それをちょうど滝の対岸から向かって見るような感じだ。こちらから滝までは、約30mの距離だった。そのため、地上からでは、近すぎて一望できない。視野に入る範囲だけでも、30以上の滝がカーテンのように流れ落ちている。写真のフィルムがどんどんなくなっていった。Maruもビデオカメラを撮影しながら、その様子を説明していた。この場合は、ビデオカメラの方がわかりやすいだろう。僕たちはとても興奮していた。

高さ108m

高さ108m

飛行機で25時間、ヴィクトリアまで3日。長かった。それに僕には5年間の思いがあった。感動していた。
「為せば成る」僕の好きな言葉だ。映画「バックトゥザフューチャー」でマイケル・J・フォックス演じるマーティのセリフだ。「為せば成る」この言葉を胸に、今までやってきた。そして、必ず成功してきた。今回も「為せば成る」だった。本当に心からうれしかった。来て良かった。
ヴィクトリアフォールズの中間点がザンビアとの国境になっている。この滝から少し下流に行くと、ザンビアとの国境の橋がある。幅は80mぐらいだろう。高さは滝と同じく100mある。その国境の橋の上からバンジージャンプをやっている。河の下を覗き込むと身もすくむような高さだ。迫力がある。世界一の高さのバンジージャンプらしい。確かUS100ドル。挑戦してみたい気はあったが、今回は時間も金もないため断念した。
明日、挑戦するラフティングは、この橋の下のあたりからスタートすることになっていた。興奮さめやらぬまま、ナショナルパークの観光が終わった。
後ろは絶壁

後ろは絶壁


夕方になって、クルージングに参加した。ザンベジ川を船でビールを飲みながら、クルージングするという優雅なものだ。クルージングは太陽が沈むまでの約2時間。船には約30人の客が乗っていた。ほとんどが西洋人でリッチな感じ。ボートも結構豪華だった。
ビール・ワイン・ジュースが飲み放題で、ちょっとしたつまみが付いていた。ザンベジ川で飲む冷えたザンベジビールは、最高の一言だった。ザンベジビールはジンバブエのビールで、けっこう美味しい。日本のビールに比べると少し軽い感じだ。川にはカバや象がたくさんいた。さすがにアフリカだ。ザンベジ川に沈む夕日もすごくきれいだった。
ゆうさんは、ビール3本、ワイン3杯とかなり飲んでいた。彼はお酒が好きで、毎日飲んでいる。
「この船の中では、俺が一番よく飲んでいるで」
と誇らしげだった。相変わらず陽気な人だ。Maruもヴィクトリアに来て、調子を取り戻したようだった。
2時間のクルージングを終え、ホテルに帰って、就寝。明日はラフティングだ。楽しみだ。