FUNKY MONKEY TRAVELERS

グレートだぜZIMBABWE 05-ジンバブエ旅行記-

5.試練

列車は、予定どおりに、朝の8時にヴィクトリアフォールズ駅に着いた。今日泊まる予定のホテルには、デテで電話をして予約しておいた。駅には、ホテルの主人が迎えに来てくれた。今回は完璧な手はずだ。主人は白人で、流暢な英語を話す。彼の真っ赤なダットサンに乗って、ホテルへ。 VILLA VICTORIA ” が今日の宿泊先だ。ペンション風の室内は趣味のいい壁掛けと家具があり、ベッドが4つあった。当然シャワーとトイレも付いている。外にはプールもあった。これで一人US20ドル。今回の旅行では最もいい部屋である。かなりハードなスケジュールの旅だったので、これぐらいの贅沢は必要だろう。ここで2泊してハラレへ戻る予定だ。

このホテルからヴィクトリアフォールズへは歩いて15分ぐらい。とりあえず、朝食をとるために市内へ出る。観光地らしく、近代的な建物も多く、車も多い。通りにあったSUBWAYでサンドイッチを食べ、ハラレへの飛行機のチケットとラフティング、ヘリコプターの予約をするために、旅行代理店へ向かった。旅行代理店で、明日のラフティングと明後日のヘリコプターの予約をし、今日は夕方からのザンベジ川のクルージングツアーに参加することにした。

旅行代理店では飛行機のチケットは買えないということなので、直接、ジンバブエ航空のオフィスに向かった。係の女性に、明後日のハラレ行きの航空券を申し込んだ。すると彼女は、
「No!」
聞き違いかと思い、もう一度聞くが、結果は同じだった。短期間の旅行なので、当初は日本でハラレ行の航空券を予約するつもりだったが、日本でジンバブエ航空のチケットを予約するのは、結構大変で、しかも日本料金なので割高とのことだった。したがって、現地購入することにしていた。ハラレ行きの飛行機は一日一便。ピークシーズンの今はかなり前からの予約が必要らしい。その次の日も空席はない。皆、愕然とする。このままでは、日本に帰れない。とりあえず、彼女の薦めで、他の小さな航空会社にも行ってみたが、結果は同じだった。最悪の事態だった。こんな事なら、事前にハラレでチケットを取っておけばよかった。
最悪、明日の夜行列車でハラレに戻るしかないかと思った。
こんな大変なときにMaruは、会社に電話すると言って、郵便局へ。旅行の直前に仕事でミスを犯したため、会社に連絡をとらなければならないらしい。
「やつは役に立たない、俺がやるしかない」
僕はもう一度、先ほどのジンバブエ航空へ戻った。他の手段はないのか? 直接、ヨハネスブルグに行けないのか?と考えた。先ほどの女性に、我々の事情を話し、ヴィクトリアフォールズからヨハネスブルグ行きの直行便を探してもらったが、それも空席はなかった。落ち込んでいると、彼女がビジネスクラスならあるという。おいおい、先に言えよ!
僕たちの人相をみて、貧乏旅行者だと思っているに違いない。
というわけで、何とか交通手段を抑えることができ、一安心した。もし帰れなければ、リーダーの進退問題に関わってくる。通常であれば、US120ドルであるが、ビジネスクラスはUS210ドルぐらいした。この際は仕方がない。

すべての段取りを終え、やっと最終目的地ヴィクトリアフォールズへ。